- 無料で集客できるマスコミ活用法

浅倉 和博
広報・ＰＲプランナー

■経歴：
埼玉県出身。 上智大学 文学部新聞学科卒業。大学でジャーナリズムを学んだ後、ＰＲ会社に入社。 食品業界団体・デパート・商社・メーカー各社等に対し、専門的な広報・ＰＲサービスを提供。 某食品業界団体の仕事では、全国各地を巡回する料理教室の企画運営と広報ＰＲ活動を実施。 沖縄を除く全都道府県で、主婦層を対象にした料理講習・実習会を開催するとともに、 これをマスコミに取材・報道してもらうことによって、国産品への理解と消費拡大に貢献。 現在は独立し、個人経営や家族経営といった中小飲食店のＰＲ活動（宣伝・集客・販促など）を支援している。

→ホームページはこちら。

■専門分野：

【マスコミ媒体に取り上げてもらう方法】
�@アピールポイントを決める

せっかくマスコミ媒体に情報提供するのだからと、 ついつい、あれもこれもと、 いろいろな要素を盛り込んでしまいたくなるものです。 しかし、アピールポイントを絞り込んで情報提供したほうが、 記者にも読者にもわかりやすく、伝わりやすいといえます。 つまり、今回は何を訴えたいのか？ということです。 “Simple is best ”（シンプル　イズ　ベスト）ですね。

■ニュース素材となりえる情報
　・新商品・新メニュー
　・新サービス
　・人物紹介
　・業界動向・トレンド（流行）
　・イベント・行事
　・記念日
　・キャンペーン
　・募集
　・アンケート調査＆結果発表
　・読者プレゼント

このあたりがマスコミ媒体に取り上げられやすい情報となります。

たとえば、新商品・新メニューについてちょっと考えてみましょう。 個人の飲食店の場合、通常の新商品・新メニューを マスコミ媒体に取り上げてもらうのは、少し難易度が高いかもしれません。 なぜなら、その新商品・新メニュー自体にそれなりのニュース価値や 話題性がないと、なかなか記事になりにくいからです。 もちろん不可能というわけではありません。

そういうときは、話題づくりを目的として 商品を開発するという手（裏技？）もあります。 どういうことかというと、 １回だけまたは一時的に期間を限定して、 マスコミ媒体に取り上げてもらいやすい新商品や新メニューを開発するのです。 その新商品・新メニューが一般のお客さんに継続的に提供できれば、 それに越したことはありませんが、 必ずしも一般のお客さんに提供するためのものでなくてもいいわけです。